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ソプラノとバリトンが歌い語る涙と感動の音楽絵巻!!

羽衣 を・・知る・聴く

邦楽器による伝説舞台

【第一幕】   ←クリックすると視聴できます 
  天から舞い降りた天女の羽衣を、そこで偶然出会った若者が隠してしまう。地上では天の羽衣を織ることができず、天に戻れないと悲しむ天女。若者の母は天女にスミレの花をそっと握らせ優しくなぐさめる。そこへ突然、落武者が飛び込んできて・・・
No テーマー 聴く あらすじ 作曲
1 小序曲 全合奏 三木
2 むかしむかし あるところ 数ある昔話や伝説の中でも、ひときわ心惹かれる「羽衣」の物語り… Soprano+Baritone、合奏 三木
  シーン 1 沼のほとりで
3 木こりの若者 バリトン歌手による、若者の名のりの歌。ある日仕事の帰り道、聞きなれぬ声が… B+合奏 佐藤
4 私たちは天女 清き水の沼のほとりに、羽衣を脱いで遊び歌う美しい天女が一人…! S+合奏+新箏カデンツァ 三木
5 如来のあくび 
その@・そのA・そのB 
 天女は、如来の昼寝のつかの間、地上に遊びに来たのだった。もう帰らねば…! 合奏 佐藤
6 羽衣を知りませんか?  若者は天女の美しさに魅せられ、手にした羽衣を「知らぬ」と答えてしまう… S+B、合奏 佐藤
7 その日はじめて 恋ゆえの偽りに胸を痛めつつも、若者は天女の手を取って…。二人の道行き。 S+B、合奏 三木
 シーン2 地上の命
8 山里の家 若者は天女を、母と暮らす山里の家に連れ帰る。母は息子の恋心を察した… B、合奏+笛・尺八カデンツァ 三木
9 はた織り歌 母は歌いながら、天女にはた織りの手ほどきをする。天女の心に一筋の光が…! S、合奏+三味線カデンツァ 三木
10 もしも 羽衣が織れるなら …天女の問いに、母は静かに首を振る。「天の羽衣は誰にも織れない」と。 S+B、合奏 佐藤
11 私は一人  二度と帰れない天上世界への郷愁と孤独を、天女は切々と歌う… S、笙・琵琶 三木
12 スミレの花の音楽 母は天女に、スミレの花を手渡す。「あなたは決して一人ではない…」 合奏 橘川
13 落武者の音楽 山を越えてきた落ち武者!天女をかばう母に、凶刃が振り下ろされ…! 合奏
14 地上のいのち 母の死と若者の悲嘆…!天女の胸に地上の命への切ない愛が突き上げて… S、合奏 三木
【第二幕】
 若者とともに地上で生きる決心をした天女は、子供も授かり平和な毎日を送っていた。そんなある日、若者が娘に歌っていた子守歌を耳にして、天女は羽衣の秘密を知ってしまう。
 天女は心を残しながらも、若者と娘を残し天へと帰っていく。若者は娘を抱いたまま去っていく天女をいつまでも追いかける・・・
  シーン3  父のひめごと
15 木こりの夫婦 あれから7年。数えて五つの娘を持つ、若い夫婦の名のりの歌… S+B、合奏 佐藤
16 娘と戯れる 子煩悩な父と初々しい母。いつまでも遊んでいたい、娘と父… 合奏 マーティン
17 いたいの いたいの どこですか 走って転んで「泣き虫」さんの娘に、天女は歌で「笑い虫」のおまじない。 S,合奏 佐藤
18 二度と天の話は 「羽衣」の一言に若者は我を忘れ、はた織りの布を引きむしって、叫ぶ…! B+S、合奏 佐藤
19 天女は心で泣いた 新箏ソロ 三木
20  娘の音楽変奏 母の嘆きを察してか、眠っていた娘が目を覚ました… 合奏 マーティン
21 羽衣の子守唄 天女が歌う子守唄。声をあわせて歌う娘の、思いもかけないその言葉…?! S,合奏 三木
22 父のひめごと わが娘の子守唄に、羽衣のありかが…!歌の言葉を頼りに、天女は探す…! S+B、合奏 三木
  シーン 4 ふたたび 天へ
23 私の羽衣 羽衣を手に、天女はかみしめる。それは私そのものであったのだと- 合奏 三木
24 羽衣は心のつばさ 羽衣を手に、天女は歌う。羽衣とは、自由のあかし心の翼なのだと… S、合奏 三木
25 如来のあくび4 天女の耳に、あの日から一度も聞かなかった、如来の目覚めを告げるあの声… 合奏 佐藤
26  いつかこの日が 出会ったあの日から、若者は予感していた。いつか別れの日が来ることを… B+S、合奏のち尺八・笛 三木
27 羽衣ってどこにある? 羽衣ってどこにある? S+B、合奏 三木